４８８回ｔｏｔｏ予想

甲府ｖｓ磐田
ここは開幕戦苦手ダービー。過去五年、甲府　０勝２分３敗　磐田　　０勝１分４敗と散々である。特に磐田は、磐田2-6山形にたたかれ、開幕戦での昇格チームは鬼門。
磐田は那須が負傷し、開幕戦危ないかと思われたが、どうやら調整出来てる様子。新加入となる小林は開幕前の試合で起点となるなど、存在感は発揮したが、守備面は連携不足。これは小林に限ったことではなく、古賀正紘とイ ガンジンのセンターバックコンビ間の連携もスムーズではない。岐阜に中盤とDFラインの裏のスペースを有効活用されてしまう場面もあった。甲府は前線にハーフナー マイクというターゲットマンがおり、昨年湘南にいたFW阿部吉朗、福岡でJ１昇格に貢献したMF永里源気など、相手のスペースを巧みにつける選手を獲得したことで、攻撃の厚みはさらに増している。甲府は練習試合とはいえ、名古屋に勝っている。基本的には攻める磐田、守る甲府の構図だろうが、磐田のパターンであるサイドだけで崩せるだろうか。守りきれれば、開幕男のパウリーニョが点を取ってくれる可能性はある。

名古屋ｖｓマリノス
名古屋は昨季のチームを主体に抜けたマギヌンの穴を藤本で埋めています。藤本のようにキックの精度がある選手が入ることで、名古屋の高さがさらに生きると思います。対する、横浜は開幕前からあまりよくありません。栃木ＳＣとの練習試合で１－２、JFL町田との練習試合で2-1と低調。攻撃も連携不足で、守備も主力放出で層が薄くなってます。加えて、チームの軸として構想していた中村と守備の要中澤負傷。名古屋はＡＣＬで敗戦、内容もいまひとつ。しかし、鹿島戦を見る限り、叩かれるほどひどい出来ではないです。ダニルソンの不在で中盤支配され、ケネディはＡＣＬ・鹿島戦とあまり調子よくなさそうなのは気になります。２年連続で開幕戦得点中の玉田に期待します。

ガンバｖｓセレッソ
開幕戦からの大阪ダービー、過去３６試合０－０で終わったことがない撃ち合い必至のゲームになる。今季、セレッソからガンバに移ったアドリアーノが早速、古巣と対決という因縁もある。直前に両チームＡＣＬ、ガンバは大勝、セレッソは辛勝。セレッソは前線のピンパォン、倉田、キムと新戦力ばかりなので、連携不足は否めない。ただ、セレッソは昨季もいわゆる格下相手には苦戦してる。引いた相手に、苦戦しながらも勝ってる。それで上位に食い込んでるわけだから、ＡＣＬの結果だけでは判断できない。それに、リーグでは攻めるガンバ、守るセレッソで、セレッソはその方がいいかも。セレッソ持ち味の守備か、ガンバの攻撃か。ガンバの守備は相変わらずだし、明神、橋本がいないから、中盤はマルチネスがいるセレッソが抑える可能性もある。ただ、明神の代わりの武井も調子は良さそう。ガンバの遠藤・武井とセレッソのマルチネス・中後のボランチが勝負の鍵になりそう。
ガンバとセレッソの相性はガンバ優勢。リーグではＣ大阪戦は０３年のセカンドステージ以来、７連勝を含め９戦連続負けなし。昨季もガンバが１勝１分で勝ち越している。ただ、Ｇ大阪はＪ２鳥取と練習試合で引き分けることもあり、支持率ほどの差はないかと思う。
昨季の対戦は２節に引分、この試合はガンバの明神・加地が守備としてかなりきいていた。その二人はおそらく開幕戦にいない。得点したのも明神だった。セレッソは得点者はアドリアーノで個人技といった形だった。全体的には両者引けをとらず、ガンバがサイドから形を作り、セレッソは速攻とわかりやすかった。２戦目は３－２でガンバが勝利。２点を先制したガンバはルーカスがやはり中心だった。その後、中澤の演技でアドリアーノが謎の退場に追い込まれ、１１対１０になるも、セレッソが２点追加し同点にするも、人数の壁を高く、守りきれず敗戦。
守備の要明神とルーカスを欠くガンバか、前線が一新したセレッソか。やはり、過去対戦では結論は出ない。ただ、ガンバのほうがやや不利な気がする。



広島ｖｓ仙台
仙台は今季かなりいい形だと思います。ＦＷマルキーニョスが加わり、セットでしか点の取れないチームから、流れから得点の取れるチームになってると思います。持ち前の堅守とＦＷと二列目の層が厚く、シーズン通していい戦いができそうです。対する広島は槙野、ストヤノフが抜け、代わりに京都の水本が入る。これは攻撃力は下がるかもしれないが、元々攻撃的な広島にいい補強かもしれません。この両チーム、今季は上位戦線に絡んでくるのではと考えています。
３年連続で開幕戦に得点を決めているマルキーニョス、過去５年で２００８年以外すべてで開幕弾の佐藤寿人と両チーム開幕男を抱えています。
昨季対戦は、１－１、１－０で広島が勝ち越し。ただ二戦とも互角。仙台は初戦はオウンゴールで引分で二戦目は関口がケガで離脱中で、スタメンが揃ってない事情もあったので、万全の仙台有利と見る。広島は李忠成が完全に仙台ＤＦを外してたので、開幕弾あるかもしれない。ホームに強めの広島、アウェーに弱い仙台ということもあり、判断は難しい。昨季、仙台はカウンターでの失点が多く、広島はカウンター得意。基本的には仙台は広島との相性はいいはず。


福岡ｖｓ新潟
新潟は主力でガイナーレを崩しきれないないなど、開幕前の結果はいまひとつ。マルシオ頼みのサッカーと揶揄されるくらいなので、マルシオが抜けて、厳しい状態。ただ、相手の福岡はチーム力は前評判でＪ最低。ここで勝てなければ、新潟は降格候補に名乗りを上げることになる。
個人的に福岡は、念願のトップ下でやれる成岡と若い松浦、重松などの補強で結構やってくれるんじゃないかなと思っている。

川崎ｖｓ山形
山形にとって敵地・等々力では過去の公式戦３勝１０敗１分けと相性が悪い。それでも直近の天皇杯４回戦ではＰＫ戦で勝利している。リーグの対戦は２－０、０－０で川崎優勢。田代、増田と鹿島レンタル組が抜けて、攻撃力が落ちたとはいえ、守備は安定している。ジュニーニョ抜きの川崎なら守り切る可能性はある。

柏ｖｓ清水
柏は開幕前試合で水戸・千葉に連敗してるのが気になるし、清水も主力放出でヤバいヤバいと言われてます。清水は小野・高原ラインが話題ですが、大前元紀が調子良さそうです。ネックなのは、岩下のボランチ、ファール的な意味で。ＤＦとの間でのファールは結構命取りですよ。

神戸ｖｓ浦和
浦和は開幕前があまりよくなかった。浦和レッズ、プレシーズンマッチ,、栃木ＳＣは１－０の勝利…鳥栖に１－２で敗れ、大宮に０－３で敗戦。神戸は怒涛の踏ん張りで残留を見せたあたりから妙に良い。そして、残留を決めた相手が浦和。昨季の対戦は１－０、４－０で神戸が２勝している。４－０の方は、ＦＣ東京を降格させるために、わざと負けようとしてるんじゃないかというくらいのざる守備でした。ナビスコでは浦和が勝ってる、相性は浦和有利でしたが、昨季は断然、神戸です。ついでに、２００８年、２０１０年開幕弾のポポと浦和キラーの吉田さん。

鹿島ｖｓ大宮
両チームとも仕上がりは悪く無いです。大宮勝利はありかなと考えていますが、大宮は鹿島が大の苦手です。加えて、マトがＤＦにいなくなったので、鹿島の長身ＦＷカルロンが出たら対応できないかもしれない。鹿島はＡＣＬで１－１ですが、アウェーで中国チームなら大した怪我がなくてよかったです。怪我もある小笠原温存で、田代・増田の山形期間組をスタメン起用。うまく疲労は分散させてるかなと思います。
昨季の対戦は、１－０、３－０と鹿島の２勝。過去の戦績も圧倒的に鹿島で相性最悪。試合内容は１試合目は苦しみながらも、マルキーニョスのクロスを大迫がゴールに流して勝利。二試合目は大宮に不運が重なった。シュートがマルキーニョスに当たり、そのままゴールへ。ハンドでもないのにハンドをとられ、FKの跳ね返りをマルキーニョスが押しこみ、最後は攻め上がった裏をマルキーニョスがフリーでゴールに流し、終了。開幕戦もマルキーニョスがいれば鹿島は安泰だ・・・


Ｊ２は始まってみないとどうにもわかりません。

徳島ｖｓ鳥取
徳島は今年、上位狙えるくらいの力はあると思います。Ｊ２あがりたての鳥取には勝てるはず。鳥取に知ってる選手はあまりいない。
鳥取はJ1新潟に０－１で主力に対してもそこそこの守りを見せたのは、ｊ２でも通用する可能性はあります。
Ｇ大阪がＪ２鳥取と練習試合で引き分ける

愛媛ｖｓ札幌
愛媛は昨季の堅守をそのまま今年もいい感じです。札幌は結構改革されてるようです。

ＦＣ東京ｖｓ鳥栖
ここは東京でしょう。こういうところで０をおさえてみるのもありかと思うが。

水戸ｖｓ京都
京都は磐田との練習試合で主力組構成した最初の２本では、宮吉が同点弾。１４日浦和戦、１６日清水戦に続く３試合連続ゴールで調子良さそう。水戸は柏に練習試合で勝っているが、京都との相性は最悪です。